拡管金型を製作して17年、数々の改良を重ねてきました。小型油圧プレスで拡管成形の実績があり年間で50機以上の納入実績、海外でも使用されているため耐久性にも実績がございます。
油圧の機械を使用してパイプの拡管を行うのではなく、プレス機を使用して拡管加工ができるように金型を製作しました。
一般の汎用プレス機、または10トン程度の小型のプレス機で拡管加工を行うことにより製造工程と量産性の改善が可能です。
お客様の中には移動式に改造した電動油圧プレス機と、ロボットアームによる無人運転の量産現場で使用されています。当社の拡管金型は量産現場から試作など様々な場面で活躍している金型です。
ファインテクニカが製作する拡管金型のメリットをご紹介します。
金型の基本的な寸法は横幅300mm×奥行200mm×オープンハイト220mmの小さな金型です。
加工内容によっては加工能力が10トン未満のプレスでも扱うことができるため低い導入コストで工程の改善を行うことができます。
この拡管金型の最大の特徴は寸法の調整をプレス機のダイハイトに依存しないように設計しております。物理ストッパーが必要な油圧プレス機でも細かい寸法の調整を行うことが可能です。
※基本的な拡管金型の大きさ、重量について
奥行・横幅はプレートの寸法
奥行:180mm
横幅:300mm
オープンハイト:220mm
重量:約45Kg
成形圧力の参考にステンレスパイプSUS304のΦ60.5mm、板厚1.2mmのパイプを同径のパイプが差し込めるまで拡げた時の成形荷重は約5トンです。詳しくは下の動画のタイトル「パイプエキスパンダー金型紹介」をご覧ください。
弊社デモ機にて加工を見ていただくことも可能でございます。
お客様のプレス機の仕様に合わせて製作することも可能です。
拡管金型を量産に使いたいとお考えのお客様は、是非お問い合わせください。
パイプとフランジのカシメ加工についての動画をYouTubeにアップいたしました。パイプを拡げてフランジと圧着することで両者を固定することができます。当社の拡管金型のメリットを生かして、加工油無しの加工のため洗浄要らず、曲げパイプに対応可能な加工方法になります。
当社の拡管金型の拡管加工以外の用途を詳しく紹介しております。ご興味のある方は是非ご覧ください。
お客様のご要望に合わせて様々なタイプをご提案させていただきます。
画像で紹介しているタイプはΦ25~60.5までのパイプに対応した基本的な金型になります。
こちらではΦ60.5mm以上のパイプに対応した拡管金型、3工程集約型、1メートル近くのパイプを拡管する金型をタイプ別に紹介しております。
下記の「拡管金型バリエーション」をご覧ください。
拡管金型の市販モデルである「ひろげるくん」の魅力について紹介しております。
量産向け拡管金型とひろげるくんの違いについて紹介しております。
拡管金型のひろげるくんはこちらの購入ページよりお買い求めいただけます。