プレス機でパイプを加工する拡管金型の経験を元に、プレス機でパイプの直径を縮める加工を行う金型を設計製作しました。
こちらも拡管金型と同様に曲げパイプ先端の直管部分や長いパイプの先端を加工することができます。
加工内容によっては加工能力が10トン程度のプレス機で加工を行うことが可能です。GIF画像の金型は、加工能力が10トンの油圧プレス用に製作したタタキ型タイプの縮管加工金型です。
動画の金型は外径48.6ミリ、板厚1.2ミリのステンレスパイプを外径40.5ミリまで縮める加工の様子になります。
こちらは2021年に縮管加工金型を手掛けたばかりの頃の動画となっているため、金型の作りや加工した製品にはまだ荒削りな部分が多くなっております。
こちらの動画は3つの縮管加工金型を集約した3工程の金型です。
3工程の縮管加工により外径54mmのステンレスパイプの外径を縮めております。
加工されたパイプの見た目に注目して動画を見て頂けると幸いでございます。
こちらはステンレスパイプの外径35mmを外径32mmまで1工程で縮めた時の写真です。加工部のストレートの長さは15mmです。
この加工に要した成形圧力は約8トンです。(プレス機のロードメーターの数値)
こちらでは外径54mmのパイプを3工程で直径を約14%縮める加工を行いました。パイプの材質はSUS436、加工部の長さは約60mmです。
3工程を集約した金型で加工を行っております。3工程同時に加工した際の成形圧力は約35トンです。(プレス機のロードメーターの数値)
テスト加工でアルミパイプのT5材を縮管加工しました。従来の加工法から弊社の金型に工法転換した例になります。
画像の下側が従来の工法、上側が金型による縮管加工です。
加工長さは30mm、パイプ外径22mmから19.4mmへの縮管加工です。
こちらは試作加工で鉄製のパイプを外径22.2mmのパイプを1工程で約17%の縮管加工を行った時の画像です。加工部のストレート部長さは30mmです。
ここではファインテクニカが製作した縮管加工金型の写真を紹介します。
プレス金型での縮管加工に興味を持っていただけたら是非お問い合わせください。