拡管金型のバリエーション

様々な用途に応じて製作した拡管金型を紹介

ここでは拡管金型のバリエーションについてご紹介いたします。

まずは随時追加予定のフォトギャラリーをご覧ください。


パイプの直径を矯正する、叩いて拡げる矯正型

 こちらは溶接されて変形したパイプの直径を矯正するために用いられる金型です。楕円形状に変形したパイプを叩いて拡げることによって、真円へと近づけることが可能です。

「拡げ」工程と「叩き」工程を1型に集約し、溶接現場で手軽に扱えるように省スペースをコンセプトに設計いたしました。

〇画像の拡管金型の大きさ、重量について

 奥行・横幅はプレートの寸法

  奥行:180mm

  横幅:400mm

  オープンハイト:240mm

  重量:約55Kg



Φ80~140mmのパイプを拡管加工、直径修正

 こちらはΦ80以上のパイプに対応した拡管金型です。

コレット先端に取り付けられたビットを交換することで直径の変更に対応できるよう汎用性を持たせました。

 拡管ユニットは少し大型化しますが、金型全体でみると大きさに大差はありません。大径パイプの拡管加工、直径の修正に実績がある金型でございます。

〇写真の拡管金型の大きさ、重量について

 奥行・横幅はプレートの寸法

  奥行:180mm

  横幅:300mm

  オープンハイト:240mm

  重量:約50Kg



外径400mm、860mmのパイプ用拡管金型

 この金型は配管用のパイプに拡管加工を行うために作られた金型です。試験用に作られたため量産では使用されておりません。

ファインテクニカの拡管金型の技術は大きなパイプの加工にも使われております。

動画でパイプを加工する様子を紹介しております。是非一度ご覧ください。



量産性を追求した3連装拡管金型

 こちらは拡管ユニットを横並びに配置した3連装タイプの金型です。メリットの欄にあるように、当社の拡管金型はプレス機のハイトに寸法が依存しない仕様となっています。

そのメリットを最大限に生かして同じハイトで3段階の拡管加工を可能にした金型となっております。

拡管ユニットが個別に寸法調整が可能となっているため量産性が非常に高い金型です。

 


〇写真の拡管金型の大きさ、重量について

 奥行・横幅はプレートの寸法 

  奥行:180㎜

  横幅:500mm

  オープンハイト:220mm

動画で外径Φ50.8mm厚み1.2mmのSUS304のシームレスパイプをΦ60.5mmのパイプが挿入できるまで拡げた様子を紹介しております。




小型プレス機用にスリム化した拡管金型

 拡管金型のニーズに応えるために小型プレス機用にスリム化した拡管金型です。

〇写真の拡管金型の大きさ、重量について

 奥行・横幅はプレートの寸法

  奥行:180mm

  横幅:200mm

  オープンハイト:210mm

  重量:約35Kg

ディスタンスブロックが密着した状態(下死点)で寸法の微調整ができるので、小型の油圧プレスでも繰り返し精度を出すことができます。

詳しくは下の動画で説明しておりますのでご覧ください。

※「ひろげるくん」とは別の商品です。



お客様のご要望に合わせて製作いたします。

ご紹介したバリエーションは参考になります。

お客様のご希望の仕様に合わせて拡管金型を製作いたします。

ご相談、お見積り等是非お問い合わせください。


拡管金型のエントリーモデル

価格を抑えつつ実用性を確保したライトユーザー様向けの拡管金型はこちらです。


YouTubeチャンネルは下の画像をクリック!

外部リンク

合同会社RELATE