プレス機でパイプの縮管加工をする金型の試作
Φ22.0のパイプを縮径する金型
Φ22.0mm、t1.0mmのパイプを同じパイプが挿入できるまで縮める加工をする試作金型を製作しました。
試作するにあたって、過去にYouTubeで紹介している縮管金型のプロトタイプを元に、製作する部品を最小限になるように設計しました。パイプ1本だけを加工するだけなので熱処理は施していません。
写真の手前に置いてあるパイプの、左端が金型による加工で右端が油圧機械による加工です。
油圧の専用設備からプレス金型へ
試作を依頼してくださったお客様は現在、油圧の機械を使用して加工を行っており、油圧機械からプレス金型への加工設備の更新を検討している状態です。
コマによる加工痕が付きますが、汎用プレス機によって縮管加工が可能になるといったメリットがございます。
今回紹介した試作金型は、上型をプレス機に固定しない「タタキ型」になります。
上型をボルトで固定するダイセットタイプも製作可能です。
弊社の縮管加工金型に興味をお持ちの方は是非お問い合わせください。