リバースエンジニアリングの事例紹介
オートバイの燃料タンクをCADデータ化
リバースエンジニアリングの事例を動画にてご紹介します。イタリアの二輪メーカー、DUCATIのSCRAMBLERの燃料タンクを3Dスキャンをして3DCADデータ化した時の様子を動画にしました。
お客様のご依頼で純正の黄色い純正タンクの裏側の形状と、社外品のハンドメイド燃料タンクの表側の形状を元に3Dデータを作成しました。
3Dプリンターで分割してプリントし、実写と合わせてみて出来栄えを確認しました。残念ながら実写に合わせている部分は撮影することができませんでした。
2022/07/25追記
作成したモデルデータから金型を製作し、燃料タンクを製作しました。
当社の金型・プレス技術を用いてアルミ製燃料タンクをカタチにすることができました。詳しくはこちらのリンク先よりご覧ください。
作業の様子
キーエンスVL500で高精度3Dスキャン
3DスキャンにはキーエンスのVL-500を使用しました。測定精度±10㎛の高精度スキャンが特徴のVL-500の測定器を回転テーブルから取り外し、ハンドリフトに固定した状態で行います。
燃料タンク1つをスキャンするためにかかる時間は約8時間程度となります。単純な形状ならもう少し早くなりますが、隅部・裏側など撮りづらい部分を撮りなおすことと、何度もスキャンしたデータを組み合わせる作業で時間がかかってしまいます。
弊社では3Dスキャナーの測定サービスを行っております。
スキャン依頼等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
よろしければYouTubeの高評価とチャンネル登録をお願いいたします。
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同様にDUCATI Panigale V4Sの燃料タンクをスキャンした動画もアップロードいたしましたので下のリンクよりご覧ください。
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