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ステンレスパイプの拡張率に対する全長と厚みの変化をまとめました。

 こんにちは!このブログを見て頂きありがとうございます。

今回はYouTubeで紹介しているパイプエキスパンダー3連装型でパイプを3回拡げた時の変形具合のデータをまとめた記事になります。動画では少し内容が物足りなかったと反省しています。

加工から測定の流れはこちらの動画をご覧ください。全3工程の各工程ごとに全長と外径の寸法を測定しました。

 

 拡げるパイプについてはインターネットで購入した規格品です。

SUS304シームレスパイプ

全長100.0mm 外径50.8mm 厚み1.2mm

厚みは最も厚い部分の値です。

 

 検証した結果では3工程の拡管成形を経てパイプを元の外径から24%拡がりました。そのとき全長は5.8%縮み、厚みは16%薄くなりました。

各工程ごとの寸法を表にまとめました。


    素材   1工程目加工後 2工程目加工後

3工程目加工後

全長(mm) 

100.0 98.6  96.8  94.2
外径(mm) 50.8 55.2  59.1   62.9

厚み(mm)

1.20

 1.10

1.04  1.01

 そしてこれらの関係性をグラフにしてみました。横軸を外径の拡張率、縦軸を全長と厚みの変化率を表しています。

検証回数が1回と信頼性が少ないデータですが、グラフからステンレスパイプの拡張率が110%と仮定するとその時の全長と厚みの参考値を読み取ることができます。パイプの拡管加工の際の参考資料にして頂けると幸いです。

ご要望や機会があれば検証回数を増やして他の寸法でもデータを収集したいと思います。

見て頂きましてありがとうございました。